Switchのプロコントローラーはなぜ必要?Joy-Conとの違い
Nintendo Switchに標準で付属するJoy-Conは、携帯モードでも据え置きモードでも使える万能なコントローラーです。しかし、長時間のゲームプレイや対戦ゲームを本格的に楽しみたいなら、プロコントローラー(プロコン)の導入を検討する価値があります。
プロコンはJoy-Conと比べてグリップが大きく、手にフィットする設計になっているため、長時間プレイしても疲れにくいのが大きな特徴です。アナログスティックの操作精度も高く、特にアクションゲームやシューティングゲームでは操作性の差を実感できるでしょう。また、Joy-Conでは約20時間のバッテリー持続時間に対し、純正プロコンは約40時間と圧倒的な持続力を誇ります。
「ゲームはカジュアルに遊ぶだけ」という方にはJoy-Conで十分ですが、スプラトゥーン3やモンスターハンター、スマブラなどの操作量が多いタイトルを中心にプレイする方には、プロコンへの投資をおすすめします。
Switchプロコントローラーの選び方
接続方式で選ぶ:無線 or 有線
プロコントローラーの接続方式は大きく分けて無線(Bluetooth)接続と有線(USB)接続の2種類があります。
無線接続はケーブルに縛られず、自由な体勢でプレイできるのが魅力です。リビングのソファに座ってテレビモードでプレイするスタイルなら、無線タイプが快適でしょう。一方で、有線接続は充電切れの心配がなく、入力遅延や通信切断のリスクが低いのがメリットです。格闘ゲームやリズムゲームなど、シビアなタイミング入力が求められるジャンルでは有線が安心です。
なお、純正プロコンをはじめ多くの無線対応モデルはUSBケーブルでの有線接続にも対応しているため、状況に応じて使い分けることもできます。
ジャイロセンサーの有無
ジャイロセンサーは、コントローラー本体を傾けることでゲーム内の視点や照準を操作できる機能です。スティックやボタンだけでは難しい直感的なコントロールが可能になります。
特にスプラトゥーン3のような「ジャイロエイム」を活用するタイトルでは、ジャイロ対応モデルの選択がほぼ必須といえます。サードパーティ製の中にはジャイロ非搭載のモデルもあるため、購入前に必ず確認しましょう。
背面ボタン・マクロ機能
背面に追加ボタン(背面パドル)が配置されたモデルは、親指をスティックから離さずに追加の操作を行えるのが大きなメリットです。通常なら人差し指や親指で押すボタンを背面に割り当てることで、操作の幅が広がります。
また、一連のボタン操作を記録して1ボタンで再現できるマクロ機能を搭載したモデルもあります。RPGでの繰り返し操作などを効率化したい方にはうれしい機能です。
連射(ターボ)機能
連射機能(ターボ機能)は、ボタンを押し続けるだけで自動的に連打してくれる機能です。シューティングゲームでの素早い射撃や、アクションゲームでの連続攻撃に重宝します。純正プロコンには連射機能が搭載されていないため、この機能を重視する方はサードパーティ製を選ぶとよいでしょう。
NFC(amiibo)対応
amiiboを使ったゲーム連携を楽しみたい方は、NFC読み取り機能の有無もチェックポイントです。純正プロコンはNFCに対応していますが、サードパーティ製では対応していないモデルも多いため注意が必要です。
HD振動の有無
任天堂独自のHD振動は、ゲーム内のアクションに連動した繊細な振動表現を実現する機能です。水が流れる感覚や物が転がる感触など、通常の振動モーターでは再現できないリアルな触覚フィードバックが得られます。HD振動に対応しているのは基本的に純正プロコンのみとなっています。
純正プロコントローラー
Nintendo Switch Proコントローラー
任天堂が公式にリリースしている純正プロコントローラーは、Switchユーザーにとってまず最初の選択肢となるモデルです。
約246gの重量は重すぎず軽すぎない絶妙なバランスで、手に持ったときのフィット感には定評があります。長時間のゲームプレイでも疲れにくく、グリップ部分のテクスチャ加工が滑り止めの役割を果たしています。
機能面では、高精度なジャイロセンサーを搭載しており、スプラトゥーンなどのジャイロエイムでも正確な操作が可能です。HD振動による繊細な振動フィードバック、NFC対応によるamiibo読み取りなど、Switchの全機能をフルに活かせるのは純正品ならではの強みです。
バッテリーは約40時間の連続使用が可能で、USB Type-Cケーブルで充電しながらのプレイにも対応しています。充電しながら遊べるので、バッテリー切れを心配する必要はほぼありません。
価格は約7,000〜7,600円程度とコントローラーとしてはやや高めですが、任天堂公式の品質保証と安定した動作を考えれば、納得の価格帯です。プロコン選びに迷ったら、まずこの純正モデルを基準に考えるとよいでしょう。
| 接続方式 | Bluetooth無線 / USB有線 |
|---|---|
| 重量 | 約246g |
| バッテリー | 約40時間 |
| ジャイロセンサー | 対応 |
| HD振動 | 対応 |
| NFC(amiibo) | 対応 |
| 連射機能 | 非対応 |
サードパーティ製おすすめプロコントローラー
純正プロコンは高品質ですが、価格がやや高めであること、連射機能がないことなどから、サードパーティ製のプロコントローラーにも注目が集まっています。ここでは、Amazonや楽天などで購入できる人気のサードパーティ製モデルを紹介します。
8BitDo Ultimate 2 Bluetooth Controller
8BitDoのUltimate 2は、プロコンの代替として高い人気を誇るハイエンドモデルです。最大の特徴はホールエフェクト式のアナログスティックを採用している点。従来のポテンショメーター方式と異なり、物理的な接触がないため摩耗が発生しにくく、スティックドリフト(勝手に入力が入る現象)のリスクが大幅に軽減されています。
付属の充電ドックが非常に便利で、プレイ後にドックに置くだけで充電とコントローラーの収納を同時にこなせます。背面には2つのカスタマイズ可能なパドルボタンが搭載されており、専用アプリ「8BitDo Ultimate Software」を使ってボタンの割り当てやスティックのデッドゾーン、トリガーの感度を細かく調整できます。
背面のスイッチでSwitchとPCの接続先を簡単に切り替えられるのもポイント。複数のプラットフォームでゲームを楽しむ方にとって、1台のコントローラーで完結できるのは大きな魅力です。
| 接続方式 | Bluetooth無線 / 2.4GHz無線 / USB有線 |
|---|---|
| 対応機器 | Switch / Windows / Android |
| スティック | ホールエフェクト式 |
| 背面ボタン | 2つ(カスタマイズ対応) |
| ジャイロセンサー | 対応 |
| 連射機能 | 対応 |
ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch
ホリ(HORI)は日本国内で高い知名度を持つゲーミングアクセサリーメーカーで、ワイヤレスホリパッドは任天堂公式ライセンス商品として認定されています。公式の動作テストをクリアした製品であるため、Switch本体との互換性や動作の安定性は折り紙付きです。
重量は約180gと純正プロコンより約60g軽量で、長時間プレイしても腕や手首への負担が少ないのが大きな魅力です。ジャイロセンサーも搭載されているため、スプラトゥーンなどのジャイロ対応タイトルも楽しめます。
一方で、HD振動とNFC(amiibo)には非対応です。これらの機能を頻繁に使う方には向きませんが、そうでなければ純正より手頃な価格で無線プロコンが手に入る良い選択肢といえるでしょう。
| 接続方式 | Bluetooth無線 |
|---|---|
| 重量 | 約180g |
| ジャイロセンサー | 対応 |
| HD振動 | 非対応 |
| NFC(amiibo) | 非対応 |
| 公式ライセンス | あり |
ホリパッド for Nintendo Switch(有線モデル)
有線タイプのホリパッドは、約3,200円前後というリーズナブルな価格が魅力のエントリーモデルです。こちらも任天堂公式ライセンス商品で、安心して使用できます。
重量はわずか約170gと非常に軽量。有線接続のため充電切れの心配がなく、安定した接続環境でプレイできます。サードパーティ製ならではの連射機能も搭載しており、シューティングゲームなどで活躍します。
ただし、有線モデルのためジャイロセンサーは非搭載です。ジャイロ操作が必要なタイトルをプレイする場合は、ワイヤレスモデルや純正プロコンを選びましょう。HD振動とNFCにも非対応ですが、価格を考えればコストパフォーマンスは抜群です。
| 接続方式 | USB有線 |
|---|---|
| 重量 | 約170g |
| ジャイロセンサー | 非対応 |
| HD振動 | 非対応 |
| 連射機能 | 対応 |
| 公式ライセンス | あり |
PXN-9607X Switch用プロコントローラー
中国のゲーミングデバイスメーカーPXNが手がける9607Xは、純正プロコンの半額以下で購入できるコストパフォーマンスの高さが魅力のモデルです。価格は3,000〜5,000円程度で、クーポン適用によってさらにお得に入手できることもあります。
低価格ながら機能面は充実しており、6軸ジャイロセンサー、NFC対応(amiibo読み取り)、4段階の振動調整、連射機能(4種類)を搭載。さらにSwitchのスリープ状態を解除する機能にも対応しており、純正プロコンに近い使用感を実現しています。
コストを抑えつつも主要な機能をしっかりと押さえたい方や、2台目のコントローラーとして手軽に導入したい方に適しています。
| 接続方式 | Bluetooth無線 |
|---|---|
| ジャイロセンサー | 対応(6軸) |
| 振動 | 対応(4段階調整) |
| NFC(amiibo) | 対応 |
| 連射機能 | 対応(4種類) |
| スリープ解除 | 対応 |
GuliKit KingKong 2 Pro Controller
GuliKitはホールセンサー技術の特許を持つメーカーで、KingKong 2 Proはその技術を活かした高性能コントローラーです。Xboxコントローラーに似たエルゴノミクス形状を採用しており、手へのフィット感に優れています。
最大の注目ポイントはマクロ機能です。最大10分間の入力操作を記録でき、記録した操作を1ボタンで自動再生することが可能。RPGでのレベル上げや素材集めなどの反復作業を大幅に効率化できます。
NFC対応でamiiboの読み取りにも対応しており、ジャイロセンサーや振動機能も搭載。Switch、Windows、Android、macOS、iOSと幅広いプラットフォームに対応しているため、マルチプラットフォームで活用できます。本体の質感も高く、純正コントローラーに引けを取らない高級感があります。
| 接続方式 | Bluetooth無線 / USB有線 |
|---|---|
| 対応機器 | Switch / Windows / Android / macOS / iOS |
| 重量 | 約248g |
| マクロ機能 | 対応(最大10分記録) |
| NFC(amiibo) | 対応 |
| ジャイロセンサー | 対応 |
GuliKit KK3 MAX コントローラー
GuliKitのフラッグシップモデルであるKK3 MAXは、1000Hzのポーリングレートに対応した本格派のゲーミングコントローラーです。通常のSwitchコントローラーが125Hz程度のポーリングレートであるのに対し、KK3 MAXは8倍の速度で入力を検知するため、より素早く正確な操作入力が可能になっています。
TMR(トンネル磁気抵抗)スティックを搭載しており、ホールエフェクト方式をさらに進化させた高精度・高耐久なスティック操作を実現。対戦ゲームやアクションゲームで少しでもレスポンスにこだわりたいプレイヤーにとって、頼もしい選択肢となるでしょう。
サイズは約15.5cm × 約11cm × 厚さ約4.8cmで、重さは約248g。しっかりとした存在感のあるコントローラーです。
| 接続方式 | Bluetooth無線 / 2.4GHz無線 / USB有線 |
|---|---|
| ポーリングレート | 最大1000Hz |
| スティック | TMR(トンネル磁気抵抗)方式 |
| サイズ | 約155 × 110 × 48mm |
| 重量 | 約248g |
| マクロ機能 | 対応 |
8BitDo Ultimate C コントローラー
8BitDoのラインナップの中で、よりコンパクトで手頃な価格を実現したモデルが「Ultimate C」です。カラフルなデザインバリエーションが揃っており、見た目の可愛さも人気の理由のひとつです。
コンパクトなボディながら、ジャイロセンサーや連射機能といったゲームプレイに必要な基本機能はしっかりと搭載。手の小さい方やお子さんでも握りやすいサイズ感に設計されています。
上位モデルのUltimate 2と比べると背面ボタンやカスタマイズ機能では差がありますが、価格と使いやすさのバランスに優れたエントリーモデルとして、初めてサードパーティ製プロコンを試す方にもおすすめです。
純正 vs サードパーティ製:どっちを選ぶべき?
それぞれの特徴を踏まえて、どちらが自分に合っているかを判断するためのポイントを整理します。
純正プロコンが向いている人
- Switchの全機能(HD振動・amiibo・ジャイロ)をフルに使いたい方
- 品質や耐久性に安心感を求める方
- バッテリーの持ちを重視する方(約40時間)
- 修理サポートなど任天堂の公式サポートを受けたい方
サードパーティ製が向いている人
- コストを抑えたい方(純正の半額以下で購入できるモデルも多数)
- 連射機能や背面ボタン、マクロ機能など純正にはない機能を使いたい方
- SwitchだけでなくPCやスマートフォンなど複数のプラットフォームで使いたい方
- スティックドリフトが心配でホールエフェクト式スティックのモデルを選びたい方
- 2台目以降のコントローラーとしてお手頃に追加したい方
プロコントローラーを長持ちさせるお手入れのコツ
せっかく購入したプロコントローラーを長く使い続けるために、日頃のお手入れも大切です。
スティック周りには手の皮脂やホコリが溜まりやすいため、定期的に乾いた布や綿棒で拭き取りましょう。特にスティックの付け根部分は汚れが蓄積するとドリフトの原因になることもあります。
無線タイプのコントローラーは、バッテリーを長持ちさせるため、使わないときは電源をオフにしておくのがおすすめです。また、長期間使用しない場合でも、月に一度程度は充電することでバッテリーの劣化を防げます。
保管時は直射日光や高温多湿を避け、できればケースやポーチに入れておくとボタンやスティックの劣化を抑えることができます。
ゲームジャンル別おすすめの選び方
アクション・シューティングゲーム(スプラトゥーン3、フォートナイトなど)
ジャイロセンサーによるエイム操作が重要になるジャンルでは、ジャイロ精度が高い純正プロコンが安定した選択です。より高いレスポンスを求めるなら、1000Hzポーリングレート対応のGuliKit KK3 MAXも視野に入るでしょう。背面ボタン付きのモデルなら、ジャンプやしゃがみを背面に割り当てることでエイムしながらの複雑な操作がスムーズになります。
RPG・アドベンチャー(ゼルダの伝説、ポケモンなど)
長時間プレイが前提となるRPGやアドベンチャーゲームでは、持ちやすさとバッテリーの持ちを重視しましょう。純正プロコンの約40時間というバッテリー持続時間は大きな安心材料です。HD振動に対応しているため、ゼルダの伝説シリーズなどでは臨場感のあるプレイ体験を楽しめます。
対戦格闘ゲーム
フレーム単位の正確な入力が求められる格闘ゲームでは、入力遅延が少ない有線接続のモデルがおすすめです。ホリパッドの有線モデルは軽量かつ安定した接続で、コスト面でも手軽に導入できます。
まとめ
Switchのプロコントローラーは、ゲームプレイの快適さと操作精度を大きく向上させるアクセサリーです。純正プロコンはHD振動やamiibo対応など全機能を活用でき、約40時間のバッテリーと安定した品質が魅力。一方、サードパーティ製は連射機能や背面ボタン、ホールエフェクト式スティックなど独自の付加価値を備え、価格面でも手頃な選択肢が揃っています。自分のプレイスタイルや予算に合わせて、ぴったりの1台を見つけてみてください。
Switchプロコントローラーおすすめ8選|純正・サードパーティの選び方を徹底解説をまとめました
本記事では、Nintendo Switch向けプロコントローラーの選び方と、純正からサードパーティ製までおすすめの8モデルを紹介しました。接続方式、ジャイロセンサー、背面ボタン、連射機能など、チェックすべきポイントを押さえたうえで、自分がよく遊ぶゲームジャンルに合ったコントローラーを選ぶことが大切です。まずは純正プロコンを基準にしつつ、求める機能や予算に応じてサードパーティ製も検討してみてはいかがでしょうか。








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