PlayStationやNintendo Switchで本格的にゲームを楽しむうえで、ホリのゲーミングヘッドセットは装着感と価格バランスの良さから選択肢に挙がるシリーズです。任天堂やソニーのライセンス商品として展開されており、フォートナイトのようなFPSから家庭用ハードのカジュアルなプレイまで幅広く対応します。本記事では現行ラインナップの構成、各モデルの違い、プレイスタイル別の選び方を整理します。
この記事のポイント
- ホリのゲーミングヘッドセットはスタンダード/ハイグレード/プロ/インイヤーの4系統で展開
- PS5・PS4・PC対応モデルとNintendo Switch対応モデルを用途で選び分け
- W-FITクッション採用で長時間プレイでも頭頂部が痛くなりにくい設計
- プロモデルは50mmドライバ搭載で低音と臨場感を強化
- 有線接続による低遅延と安定した音声品質、ボイスチャットも快適
ホリ ゲーミングヘッドセットの全体像
ホリのゲーミングヘッドセットは、家庭用ゲーム機の周辺機器を長年手がけてきた国内ブランドが企画している有線接続タイプのヘッドセットシリーズです。PS5・PS4・PC対応モデルとNintendo Switch対応モデルに大きく分かれており、それぞれの中で価格帯と機能の異なる複数モデルが用意されています。エントリー帯のスタンダードから、装着感と音質を強化したハイグレード、最上位の50mmドライバを採用したプロ、コンパクトに使えるインイヤータイプまで、用途や予算に応じて選びやすい構成です。
共通する強みは、有線3.5mm接続による遅延の少なさと、ライセンス商品ならではの安心感です。コントローラーのイヤホンジャックやPCのオーディオ端子に挿すだけで使え、ペアリングや充電を気にせずに済むため、毎日決まった時間ゲームをプレイしたい人やボイスチャット中心で遊ぶ人にも扱いやすい仕様になっています。
ライセンス商品として設計されているため、対応機種のコントローラーやUSBポートとの接続を前提に最適化されています。汎用ヘッドセットでありがちな相性問題が起きにくいのは、シリーズ選びにおける見逃せない安心材料です。
シリーズ構成と価格帯の目安
現行ラインナップは、対応プラットフォームと装着方式・グレードの2軸で整理すると分かりやすくなります。下表はモデル選びの目安としてご活用ください。
| グレード | 主な特徴 | 対応機種 | 想定価格帯 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | オーバーイヤー/エントリー向け | PS5・PS4・PC | 3,000円台前後 |
| ハイグレード | 装着感と音質をバランス強化 | PS5・PS4・PC/Switch | 4,000〜5,000円台 |
| プロ | 50mmドライバ+音声ミキサーケーブル付属 | PS5・PS4・PC | 6,000〜7,000円台 |
| インイヤー | 耳栓型10mmドライバ/軽量 | PS5・PS4・PC | 2,000円台前後 |
同じ対応機種でもグレードによってドライバ径やイヤーパッドの素材、付属品が異なります。価格を抑えたい場合はスタンダードかインイヤー、装着感を重視するならハイグレード以上、音の厚みや臨場感を最優先したいならプロを候補にすると比較しやすくなります。
主要モデル別の特徴
ホリ ゲーミングヘッドセット プロ for PlayStation 5, PlayStation 4, PC
シリーズ最上位に位置するのがホリ ゲーミングヘッドセット プロです。シリーズで唯一50mmの大型ドライバを搭載しており、低音の量感と中高域のクリアさを両立した臨場感のあるサウンドを再現します。FPSの足音や銃声のような距離感を意識したい音から、オープンワールドの環境音まで、情報量の多い場面で違いを感じやすい仕様です。
装着面では人工皮革タイプとメッシュタイプの2種類のイヤーパッドが付属し、季節や好みに合わせて差し替えできます。人工皮革は遮音性を重視したいときに、メッシュは長時間プレイで蒸れを避けたいときに有利です。さらに本体にはW-FITクッションと呼ばれる二重構造のヘッドクッションが採用されており、装着時の頭頂部の負荷を分散します。マイクはフレキシブルアームで位置調整が可能、使わないときはハウジング内に収納できるため、ヘッドホン単体としても見た目がすっきりまとまります。
プロモデルには音声ミキサーケーブルが同梱されており、PS5やPCの音声を聞きながらスマートフォンの通話アプリの音声をミックスできます。ゲームをしながら別端末でDiscord通話を行いたいケースで便利な装備です。
ホリ ゲーミングヘッドセット ハイグレード for PlayStation 5, PlayStation 4, PC
ハイグレード(HG)モデルは、プロの一歩手前に位置するミドルクラスです。プロと同じ思想で装着感の良さを追求しつつ、価格は抑えられています。オーバーイヤータイプで遮音性を確保しつつ、頭周りに当たる圧をやわらげる設計で、休日の長時間プレイにも向きます。
サウンドはFPSやアクション、RPGなど幅広いジャンルに無理なく対応するチューニングで、初めてゲーミングヘッドセットを購入する層から、エントリー機からのステップアップを狙う層まで使いやすい一本です。マイクは取り外しはできないものの、フレキシブルアームで口元との距離を最適化できます。
ホリ ゲーミングヘッドセット ハイグレード for Nintendo Switch
Switchユーザーに向けて専用設計されたのがこのモデルです。Switchで本格的にボイスチャットを行いたい場合、本体や専用アプリとの相性が重要になりますが、任天堂ライセンス商品として企画されたこのヘッドセットは、Switch側の3.5mmジャックを介して安定した音声入出力を提供します。
カラーバリエーションとしてレッドなどが用意されており、Switch本体のコントローラーカラーと合わせやすいデザインも特徴です。スプラトゥーンのようにボイスチャットが鍵を握るタイトルや、モンスターハンターのような協力プレイ中心のタイトルで力を発揮します。
Switch対応モデルを選ぶ際は、ドック接続時と携帯モード時で音声出力経路が変わる点に注意が必要です。携帯モード中心で遊ぶならコントローラー側のイヤホンジャック対応の有無も合わせて確認しておくと安心です。
ホリ ゲーミングヘッドセット スタンダード for PlayStation 5, PlayStation 4, PC
シリーズのエントリーモデルが「スタンダード」です。PS5・PS4・PCで気軽に使える価格帯ながら、オーバーイヤータイプで遮音性を確保し、ヘッドクッションには蒸れにくいメッシュ素材を採用しています。ヘッドセットを使うのが初めてという人にも、価格と機能のバランスが取りやすい一本です。
ボイスチャットに必要なマイクは標準で搭載され、フレンドとオンラインで一緒にプレイする最初の一台として導入しやすい構成です。本格的なFPS用というよりは、幅広いタイトルを一台で楽しみたいライトユーザー向けに最適化されています。
ホリ ゲーミングヘッドセット インイヤー for PlayStation 5, PlayStation 4, PC
オーバーイヤーではなく、耳栓型(イヤホンタイプ)のゲーミングヘッドセットも展開されています。10mmドライバを搭載しつつ装着時の重量感が抑えられており、ヘッドセット特有の締めつけが苦手な人や、メガネと干渉させたくない人に向いた選択肢です。
ケーブル中央にインラインマイクが配置されており、シンプルにボイスチャットも行えます。価格も比較的抑えられているため、夏場やサブ機用、外出先のSteam Deckなどに繋ぐサブヘッドセットとしても候補になります。
インイヤータイプは持ち運びやすさと軽さが魅力です。長時間オーバーイヤーを着けて頭が疲れるという人や、夜遅くに小さな音量で遊びたい人にとっても扱いやすい形状です。
プレイスタイル別の選び方
同じ「ホリ ゲーミングヘッドセット」というシリーズ内でも、よく遊ぶジャンルや所有しているハードによって最適解は変わります。ここでは代表的な使い方ごとに、どのモデルが噛み合いやすいかを整理します。
FPSやアクションシューターで遊ぶことが多い
足音や銃声の方向感を意識したいなら、ドライバ径が大きく音の情報量が多いプロモデルが第一候補です。ヘッドセットの定位感に慣れてくると、敵の接近やリロード音、リソースを拾う音まで聞き分けやすくなり、判断速度の底上げに繋がります。予算を抑える場合はハイグレードも十分なパフォーマンスを発揮します。
RPGやオープンワールド中心で長時間プレイする
環境音やBGMを心地よく聴きたい場面では、装着感の良さが満足度を大きく左右します。人工皮革とメッシュのイヤーパッドを切り替えられるプロ、もしくは長時間でも頭頂部に負担を感じにくいハイグレードがおすすめです。エアコンの効いた部屋ではメッシュ、寒い時期は人工皮革といった使い分けも実用的です。
Nintendo Switchが中心のプレイヤー
Switch対応のハイグレードモデルを選ぶと、ボイスチャット必須のオンライン対戦・協力プレイで安心して使えます。とくにスプラトゥーンや格闘ゲーム、協力プレイ型のアクションタイトルでは、しっかり遮音性のあるオーバーイヤーがコミュニケーションの質を底上げします。
サブ機やコスパ重視で揃えたい
金額を3,000円前後に抑えたい場合は、スタンダードかインイヤータイプが候補です。サブ機専用や、家族と共有するゲーム機に常設するための一台としても扱いやすく、必要十分な音質と通話品質を備えています。
プレイ時間が1日30分前後ならインイヤーやスタンダードで十分なケースが多く、平均2〜3時間以上のプレイが習慣化している人ほどハイグレード以上に投資する満足度が高くなる傾向があります。
装着感と音質を引き出す使いこなしのコツ
同じヘッドセットでも、セットアップ次第で聞こえ方は変わります。少しの調整で本来の実力を引き出せるので、購入後に確認しておきたいポイントを整理します。
イヤーパッドの位置を耳全体で覆うように合わせる
オーバーイヤータイプは、耳の外側にイヤーパッドが当たっている状態だと低音が逃げて聞こえてしまいます。耳全体がパッドの内側に収まる位置にハウジングを合わせ、ヘッドバンドの長さを左右均等に調整しましょう。W-FITクッション採用モデルではクッションがしっかり頭頂部に乗っているかも確認します。
マイクは口元から指2本ぶんを目安に
フレキシブルアームマイクは、口の真正面に置きすぎるとブレス音や破裂音(パピプペポ)が強調されやすくなります。口元から指2本ぶんほど離した位置で、口角の少し前あたりに配置するとクリアな声で届きやすくなります。インイヤータイプの場合は、ケーブルマイクが服に擦れない位置を意識しましょう。
PS5やSwitchのオーディオ設定を見直す
PS5では3D立体音響(Tempest 3D AudioTech)の有効化、Switchではミュート・音量バランスの調整、PCではOSのサンプリングレート設定が音質に影響します。ヘッドセットを購入したら、まずゲーム機本体の設定画面で出力先と音量、立体音響の有効/無効を確認するだけで、聞こえ方が一段クリアになります。
同じタイトルでも、立体音響をオンにすると映画的な広がりに、オフにすると音の輪郭が前に出やすくなります。FPSをガチで詰めるならオフ、シネマティックな雰囲気を味わうならオンといった切り替えで好みの音を探してみてください。
ホリ ゲーミングヘッドセットの評価
ホリのゲーミングヘッドセットは、家庭用ゲーム機との相性を意識した設計と、初心者でも導入しやすい価格帯のバランスが評価されているシリーズです。とくにW-FITクッションによる装着感、ライセンス商品ならではの安心感、ボイスチャットでも聞き取りやすいクリアなマイクが好意的に語られています。プロモデルの50mmドライバによる音の厚みも、エントリー機からのステップアップ先として選びやすい印象です。
一方で、ワイヤレス機が増えるなかで有線接続が中心であることをふまえると、コントローラー側のイヤホンジャックや延長ケーブルの取り回しを意識する必要があります。プレイ位置からテレビまでの距離が長い環境では、延長ケーブルや充電不要のメリットを天秤にかけて選ぶのが現実的です。
よくある疑問
Switch用とPS5用は使い回せる?
3.5mmジャック接続なので、物理的にはどちらにも挿せますが、音質チューニングや付属品はそれぞれの対応機種を想定して最適化されています。普段Switch中心ならSwitch対応モデル、PS5中心ならPS5/PS4/PC対応モデルを選ぶのが安心です。両機で本格的に使う場合は、2台体制にする選択肢もあります。
フォートナイトやApex Legendsで使える?
使えます。FPS・TPSのようなボイスチャット必須のタイトルでも、有線接続による低遅延とクリアなマイク品質でチームメンバーとのコミュニケーションが取りやすくなります。音の方向感を重視するならハイグレードやプロ、カジュアルにフレンドと遊ぶ程度ならスタンダードでも十分対応できます。
メガネをかけていても使える?
オーバーイヤータイプはイヤーパッドの柔らかさが快適さを左右します。メガネのテンプル(つる)に圧が集中しないよう、装着位置を微調整するか、メッシュタイプのイヤーパッドに交換するのがおすすめです。テンプルが太いメガネを使っている場合や圧迫感が苦手な場合は、インイヤータイプも有力な選択肢です。
マイクの音質は他のゲーミングヘッドセットと比べてどう?
家庭用ゲーム機やDiscord通話で必要となる聞き取りやすさを意識した素直なチューニングで、ボイスチャットには十分なクオリティです。配信や録音用途で本格的な音声品質を狙う場合は、別途USBマイクの追加も検討すると幅が広がります。
「最初の一台」「サブ機の常設用」「FPS用のステップアップ機」と、用途を1つに絞ってから候補を絞り込むと選びやすくなります。複数モデルを所有してジャンルごとに使い分けるのも、ゲーミングデバイスらしい楽しみ方です。
まとめ
ホリのゲーミングヘッドセットは、スタンダード/ハイグレード/プロ/インイヤーの4系統で、PS5・PS4・PC対応モデルとNintendo Switch対応モデルが展開されています。装着感の良さ、有線接続による安定感、ライセンス商品ならではの安心感が共通の強みで、エントリー層からFPSプレイヤー、Switchユーザーまで幅広く受け止められる構成です。最初の一台ならスタンダードかハイグレード、音の臨場感を重視するならプロ、軽さや手軽さ重視ならインイヤーと、用途で選ぶのが満足度を高めるコツです。
ホリ ゲーミングヘッドセット5モデル比較|PS5・Switch対応をまとめました
シリーズ全体を整理すると、価格帯と装着方式・ドライバ径の違いがモデル選びの軸になります。普段プレイしているハードとジャンル、1日のプレイ時間を起点に、スタンダードからプロまでのなかで自分のスタイルに噛み合う一本を選んでみてください。装着感と音の手応えが整うと、いつものゲームがより集中して、より気持ちよく遊べるはずです。







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